実家の庭、気づけば草ボーボーになっていませんか?
「ちょっと様子見てないだけ」のつもりが、雑草はもちろん、猫やハト、虫、さらには害獣まで住み着くことも。
私の家の隣にある空き家にも、いつの間にか猫が住み着いていて、雑草や木がやばいことに!
家って人が住まなくなると、なんであんなに荒れるのか不思議です。

風も通らないし、庭の手入れもしないから、あっという間に自然に飲み込まれてしまう感じ。
しかも最近知ったのですが、「特定空き家」に認定されると、なんと固定資産税が最大6倍になることもあるそうです…!



これは何とかしないと!って方増えそうですねー
この記事では、庭の放置で起こりがちなトラブルや、今からでもできる対処法について、私の体験談もまじえながらご紹介します。
実家がある方、必見です。
放置された実家、何が起こる?
「ちょっと草が生えてるだけだし…」と放置してしまうと、実は思っている以上に早く荒れてしまうのが空き家の庭や建物です。誰も手を入れないことで、さまざまなトラブルの種が広がっていきます。
雑草や庭木が近隣へ迷惑をかける
雑草が伸び放題になると、種が飛んでお隣の庭に勝手に生えてしまったり、大きくなった木の枝が境界を越えて侵入してしまったりします。これは立派な「ご近所トラブル」の原因になります。



これ我が家の隣!大きな木が迷惑だよーーー
害獣・害虫がすみつく(猫・ハト・ネズミ・ハチなど)
雑草や枯れ葉がたまった場所は、動物たちにとって絶好のすみか。放置空き家には野良猫やハト、ネズミが住み着くこともあり、ダニやノミなどの害虫、ハチまで発生するケースも…。
人がいないことで、かえって危険な場所になる可能性があります。



一番怖いのがシロアリ・・・。
自分の家だけの問題ではないですよね
雨漏りや倒壊リスクも
長期間手入れをしていないと、屋根の破損や雨漏りが進行し、建物の劣化が一気に加速します。
最悪の場合、倒壊の危険性も。外から見ただけでは気づかないことも多く、思った以上に深刻な状況になっていることもあります。



とりあえず、雨漏りしてるようだったら絶対修理したほうがいいですね!
ご近所トラブル、そして資産価値の低下
こうした問題が続けば、近隣住民との関係が悪化するだけでなく、その土地や建物の資産価値も大きく下がってしまいます。
「何もしないこと」が、あとあと大きな出費や責任として返ってくるかもしれません。
🏚️「特定空き家」ってなに?知らないと損する基礎知識
放置された空き家の中でも、特に危険性が高いと判断されると、
市区町村から「特定空き家」に指定されることがあります。



2015年施行の「空き家対策特別措置法」によって可能になった制度だよ
この指定を受けると…
- ✅ 固定資産税の優遇がなくなり、最大6倍に増税される
- ✅ 行政から指導・勧告・命令が入る
- ✅ 最終的には「強制解体(代執行)」されることも
📝 どうやって特定空き家に認定されるの?
- 屋根や外壁が崩れそう
- 雑草・害虫が繁殖して近所に迷惑
- 落書きやゴミの不法投棄の温床になっている など
このような状態が確認されると、市区町村が調査を行い判断します。
🗣️ 市役所が動いてくれないときは?
地元の市議会議員に声をかけると、スムーズに動くこともあります◎
市の担当課(建築課や空き家対策課)にまずは相談



市議会議員さんに言えば結構すぐ動いてくれますよ!
わたしの体験談|お隣の空き家がトラブルに
実は私の家の隣にも、ずっと前から空き家になっている家があります。
時間が経つにつれて庭の木がどんどん大きくなり、ついには我が家の庭まで枝が入り込んでくるように…。
地元の市議会議員さんに相談してみたらすぐに動いてくれて、市役所の方から持ち主に連絡 → 業者が入り、木の剪定をしてもらえました。
ただ、それで終わりではありませんでした。



本当は定期的にメンテナンスして欲しい・・・
雑草・落ち葉・動物の被害も…
空き家の敷地に生えた雑草はどんどん伸び、風に乗って種が飛んできます。
我が家の庭には、なんと「木の芽」が生えてくることも…。
秋になると大量の落ち葉が舞い込み、掃除してもすぐにまた積もる状態です。
さらに、空き家の屋根の近くにはヒヨドリが住みついているのか、ある年は畑の野菜がすべて食べられてしまいました…。



泣けてくるーーー
見える景色が変わってしまった
何よりも気になっているのは、玄関のドアを開けたときに見える「景色」です。
目の前には今、崩れかけたような隣の空き家がどんと構えています。



せっかく自宅の外観や庭にこだわっても、隣があの状態だと、ちょっと気持ちが沈んでしまうんですよね。
最近は「もうフェンスでも立てて、視界に入らないようにしようか…」と真剣に考えています。
家を建てるときには、お隣の将来のことなんて想像していなかったのですが、こういう問題も現実には起こるんだと痛感しました。
実は「買ってくれないか」と言われたけれど…
ちなみに、その空き家の持ち主の方(ご高齢)から「土地を買ってくれないかな?」と相談されたこともありました。



でも正直、そこまで広い土地は必要ありませんでしたし、それ以上に気になったのはその後の「管理」です。
なのでお断りしました。
庭の整備、雑草対策、木の伐採、そして家を解体するとなると、相当な費用がかかります。
空き家というのは、ただ持っているだけでもお金がかかるもの。
だからこそ、できるだけ早いうちに整理しておいた方がいいのかもしれませんね。
自分で対処するなら?|おすすめの道具
空き家の手入れを自分でやる場合、庭だけでなく家の中の整理も一緒に行うと効率的&安心です。
🌿 庭の手入れ|草刈り+防草シートで予防対策
🏠 室内の整理|不用品処分でスッキリ&衛生対策
家の中に不要なものが溜まっていると、湿気・カビ・害虫の原因になりやすく、見えないリスクが大きいです。
以下の方法で適切に整理しましょう:
- 市の粗大ごみ回収
家庭ごみとして捨てられるものはコスパ◎。自治体のルールに合わせて出せば安心です。 - 不用品回収業者に依頼
引っ越しや遺品整理などの大量処分や、日時指定が可能。
「一括見積比較コンシェルジュ」は、下記のような生活のお困りごとをまとめて見積もれる便利なサービスです。
- 不用品の個別回収
- ハウスクリーニング
- 遺品整理
- ゴミ屋敷などの片付け
- 家具・家電のリサイクル回収
▼ 特長
・一度の手続きで複数業者から見積もりを取得
・手間の削減&スムーズな手配
・価格と信頼性を比較して、最適な業者を選べる
「急ぎでお願いしたい」「安心できる業者に頼みたい」そんなときにぴったりのサービスです。
▶ 不用品回収なら【一括見積コンシェルジュ】

宅配・出張買取サービス
本や衣類、家電を売りたい場合に便利。
ただし査定時間、返送料には注意が必要です。
遠方に住んでいて無理…という方へ
実家が遠方にあると、雑草の管理や木の剪定、不用品の処分まで、なかなか手が回りませんよね。
「帰省しても数日だけ」「近所に頼れる人もいない」…そんな方にこそ、定期的なプロの力を借りるのが安心です。
最近では、草刈り・剪定・不用品回収などをオンラインで見積もり・依頼できるサービスも増えてきました。
現地立ち会い不要で完結するプランもあるので、忙しい方や高齢の親御さんにも負担が少なくてすみます。
例えばこちら👇
草刈り・芝刈りをプロに任せたい方におすすめ
✅ 1坪あたり600円~の低価格で、追加料金なしの安心見積もり
✅ 日本全国・年中無休・24時間対応!別荘や遠隔地でも対応OK
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運営元は東証上場企業「シェアリングテクノロジー株式会社」なので安心感も抜群!


実家の空き家、どうする?処分も視野に
「いつかは帰るかもしれない」「思い出があるから手放せない」
そう思いながら何年も放置されてしまう空き家、実はとても多いです。
でも、管理ができないまま老朽化が進むと、
**倒壊リスク・ご近所トラブル・税金の増額(特定空き家認定)**など、
持っているだけで損になるケースも少なくありません。
いざ処分となっても、「どうやって進めたらいいのか分からない…」という方も多いのではないでしょうか。
最近は、空き家の売却や処分をまるごとサポートしてくれるサービスも増えてきました。
無料で査定・見積もりを受けられるところもあるので、一度調べてみるだけでも、気持ちが少しラクになるかもしれません。
まとめ|実家の空き家、庭も家も「放置」がいちばん危険!
実家の空き家が放置されると、雑草や庭木の伸び放題、害獣・害虫のすみか、雨漏り・倒壊リスク、ご近所トラブルなど、想像以上に多くの問題が発生します。
そして、こうした状態が続けば「特定空き家」に認定されて固定資産税が6倍になる可能性も…。
自分で草刈りや片付けを行う場合は、防草シートや草刈機、不用品回収などの便利なサービスを活用するのが◎
遠方に住んでいて難しい方は、専門業者への依頼や将来的な処分の検討も一つの手段です。
「まだ大丈夫」と思っているうちに、
空き家はあっという間に荒れてしまいます。
今のうちに、できることから始めておきましょう。