空き家の庭って、誰も手入れしないとあっという間に草ボーボーに…

実はうちの隣と裏も空き家・空き地なんですが、毎年夏になるとつる植物が我が家の敷地まで侵入してきます💦
放っておくと「苦情が来るかも」「ご近所トラブルになったらどうしよう」と心配になりますよね。
この記事では、
「空き家の雑草が迷惑になっていないか不安…」
「誰にも頼めなくて草が伸び放題…」
そんな方のために、今すぐできる5つの対策と相談先をご紹介します。
近隣トラブルになる前に、できることから始めてみましょう!
なぜ空き地・空き家の雑草が“苦情”につながるのか
空き家や空き地の雑草、見て見ぬふりをしていると、実はご近所トラブルの火種になることも。
以下のような理由から、「雑草の放置=迷惑行為」と受け取られるケースが増えています。
● 雑草や木の枝が隣の敷地に侵入する





この大きな木は隣の空き家の木です。。。
つる性の雑草は特にやっかいで、フェンスや壁を越えて他人の敷地まで入り込むことがあります。
裏の空き地からは、「オーシャンブルー」というツル性植物が毎年壁をよじ登り、わが家の庭まで侵入してきます。
とても繁殖力が強く、フェンスを越えてくるほど。
放置されている空き地ではこのような植物が毎年好き放題に伸びて、管理する側の負担になっています。



でもね、見てるだけならオシャンブルー綺麗なんですけどね😅
土地は複数人の名義になっていて、誰に連絡すればいいかも分からず、結局ずっと放置されたままです。
● 害虫や動物が住みつきやすくなる
草が生い茂ると、シロアリ・ムカデ・ヘビ・ネズミなどのすみかになります。
もちろんムカデなどは益虫とも言われますが、苦情の対象になるのはシロアリや野良猫が多いようです。
地域によっては、「うちの壁にシロアリが…」「猫が庭に💩…」などの声も。



我が家も隣が空き家だからシロアリが心配
● 景観を損ない、地域全体の迷惑になる
家の前に草が生い茂った空き地があると、それだけで景観が悪くなりますよね。
通学路や通勤路にあると「怖い」「汚い」という印象を与えることもあります。
さらに、長年放置されることで不法投棄や放火のリスクも高まると言われています。
空き地・空き家の雑草トラブルを防ぐ5つの対策





フェンスをする前、空き地の雑草が丸見えでした
空き家や空き地が原因で雑草トラブルを起こさないためには、日頃の予防と管理がとても重要です。
ここでは、実際にできる5つの具体的な対策をご紹介します。
① 定期的な草刈り・剪定(年2〜3回目安)
雑草はあっという間に伸びてしまうため、年に2〜3回の草刈りや剪定を習慣化することが基本です。
自分で作業できない場合は、信頼できる草刈り業者の利用も検討しましょう。
特に、「飛び石で隣の車が傷ついた」などのトラブルを防ぐには、保険対応のある業者を選ぶことが大切です。
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② 防草シートや砂利敷きで“生えにくく”する
雑草を「刈る」だけでなく、「生やさない」工夫も重要です。
防草シートや砂利を敷くことで、雑草の再発をかなり抑えることが可能です。



砂利と書いてますが、砂利はいずれ草が生えて草刈りも大変!!
防草シートにしましょう!



メンテナンスできないならワシはだめじゃな
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③ 雨漏りがあったらすぐに修理しよう


雑草の放置と同様に、雨漏りや屋根の破損も、周囲に迷惑をかける要因になります。
湿気が溜まると害虫やシロアリが発生しやすくなり、空き家の老朽化が一気に進むことも。
早めに修理し、構造部分のダメージを防ぎましょう。
\ 手遅れになる前に! /
④ 近隣への配慮(定期連絡 or 苦情にすぐ対応)
遠方に住んでいても、空き家や空き地の管理責任は所有者にあります。近隣からの苦情にすぐ対応する姿勢を見せることで、トラブルを未然に防げます。
直接会えない場合でも、手紙や簡単な掲示物で状況を知らせるだけでも印象は大きく変わります。
⑤ 遠方で管理できないなら「管理代行」や「処分」も視野に
空き家が遠方だったり、管理が難しい場合は、定期管理サービスや空き家処分の相談窓口を活用するのもひとつの方法です。
特に、複数名義のまま放置されている土地は、売却や管理が進まず、雑草や害虫の温床になりがち。そういったケースこそ、早めの相談が重要です。
空き家の雑草、行政はどう対応してくれる?
空き家の雑草が隣家や地域に迷惑をかけていても、行政がすぐに対応できるとは限りません。
相続登記がされておらず、所有者が不明のまま放置されている土地では、役所も勝手に草を刈ることができないのが現状です。
例えば、以下のような事例を紹介しています
実際に私の家の裏にも、6年以上雑草が放置されている空き地があります。
複数人の名義になっており、どこに連絡すればいいのかも分からない状態。
家を建てたときに土地を少し高くしたため、直接の被害は少ないですが、つる性の植物(オーシャンブルーのようなグリーンカーテン系)が壁づたいに伸びてきて困ることも…。



なるほど、、こんなわけで土地だけが残ってしまってるのですねー
苦情を受けてしまったら?どこに相談すべき?
空き家や空き地の雑草放置に対して近隣から苦情が寄せられた場合、できるだけ早めに対応することが大切です。
放置したままにすると、トラブルが深刻化し、法的な問題に発展することもあります。
市町村の「空き家相談窓口」に相談
自治体には、空き家の管理や利活用について相談できる「空き家相談窓口」が設けられていることが多く、まずはここに相談するのが安心です。空き家バンクや管理サポート制度を紹介してくれることもあります。
● 越境トラブルや損害がある場合は、民法上の責任も
たとえば「雑草や枝が隣地に侵入してしまった」「害虫の発生源になっている」などのケースでは、民法上の「越境」や「不法行為」として損害賠償の対象となることも。
早めに状況を把握して対応しましょう。



私自身、実際に隣家の木の枝が我が家の庭まで入り込んできて困ったことがあり、剪定業者さんに入ってもらうようお願いしたところ、すぐに対応してもらえたという経験があります。丁寧に伝えることで、スムーズに解決できるケースもあります。
まとめ 空き家・空き地の雑草は「放置しない」が一番のトラブル回避策
空き家や空き地の雑草が伸び放題になっていると、見た目だけでなく「害虫」「越境」「不法投棄」などさまざまなトラブルの原因になります。
とくに夏場は成長スピードが早く、気づいたときには隣人との関係が悪化…ということも。
今回ご紹介した対策を参考に、
✔ 年に数回の草刈りや剪定
✔ 防草シートなどの雑草対策
✔ 管理が難しい場合は業者依頼や処分の検討
といった一歩を踏み出してみてください。
ご自身の生活エリアを守るだけでなく、周囲への思いやりにもつながります。
放置せず、無理のない範囲でできることから始めてみましょう。

