冬の少ない花の時期に咲き、うつむき加減の美しい花、クリスマスローズ。
その神秘的な魅力に惹かれる方も多いのではないでしょうか?
「手間をかけずに育てたい」「毎年たくさんの花を咲かせたい」そんなあなたに!

ズボラな私でも大丈夫!
クリスマスローズは、実は放置気味でも丈夫に育ち、毎年美しい花を咲かせてくれる頼もしい植物なんです。
この記事では、初心者さんでも安心なクリスマスローズの庭植え方法から、手間をかけずに育てるコツ、さらには放置栽培の注意点まで、詳しく解説します。


クリスマスローズは放置で大丈夫!地植えのポイント


ズボラな私ですが、毎年綺麗に咲いてくれるのがクリスマスローズ。
我が家のクリスマスローズです!



実は全然お世話していません
鹿児島なので日差しは強いし、南側の庭なので夏の暑さは過酷です。
それでも地植えで特に世話もなく毎年綺麗な花を咲かせてくれます。
でも植えるときに少しだけ注意しました。
アナベルの下など、なるべく日陰になる所に植える
これだけです。
アナベルの咲く夏の頃には、アナベルの葉っぱでクリスマスローズは日陰になります。
また、冬になると今度はアナベルは枝だけになるので、クリスマスローズに陽が当たるようになります。



この組み合わせ最高!





左はアナベル。夏になると大きくなってクリスマスローズが影になります。
ちなみに、古い葉っぱは切ったりしたほうが良いらしいですが、私はそれもせずに放置。
それでも綺麗に咲きました。むしろどんどん大きくなって増えてきます。
庭一面にクリスマスローズになる方もいるぐらい簡単に育てられるのでおすすめです。
クリスマスローズってどんな花?魅力と花言葉


クリスマスローズは、キンポウゲ科の宿根草。
うつむき加減に咲く花が奥ゆかしく、冬から春にかけて庭を彩ります。



下を向いて咲くから写真に撮るのが大変
クリスマスローズの魅力
多くの植物が枯れ、色彩を失う厳しい冬に、まるで雪の中から現れたかのように、うつむき加減で静かに咲き誇る姿は、見る人の心を惹きつけます。



冬庭の救世主!
多くの植物が枯れ、色彩を失う厳しい冬に、まるで雪の中から現れたかのように、うつむき加減で静かに咲き誇る姿は、見る人の心を惹きつけます。
その花色は、純白、淡いピンク、深い赤、緑がかったもの、黒に近いものまで非常に豊富です。
花形も一重咲き、八重咲き、カップ咲きなど、バラエティに富んでます。
さらに、クリスマスローズは多年草であり、一度植えれば毎年花を咲かせます。
株は年々大きくなり、花数も増えていくため、庭に植えれば、その成長とともに見応えが増していくのが特徴です。
厳しい冬の寒さの中で、他の花に先駆けて咲くクリスマスローズは、春の訪れを告げる希望の象徴でもあります。その凛とした美しさ、多様な花色と花形、そして年々成長していく生命力は、多くの人々を魅了し、ガーデニング愛好家にとって特別な存在となっています。
クリスマスローズ 毒に注意
クリスマスローズは毒性があります。特に茎や根は強毒なので注意です。
体内に毒が入ると、心臓がバクバクしたり眩暈、吐き気、腹痛などが起こってしまいます。
クリスマスローズを触る時は必ず手袋をしましょう。
使い捨てのゴム手袋があると便利ですよ!


クリスマスローズ 花言葉
クリスマスローズの花言葉は、「いたわり」「慰め」「追憶」「私の不安を和らげて」。
うつむき加減に咲く姿から、控えめで奥ゆかしいイメージの花言葉がつけられました。
また、ヨーロッパでは男性が戦場へ向かう際、女性に贈った花であるという由来から「追憶」「私を忘れないで」等の花言葉も生まれたと言われています。
花言葉を添えて贈り物にすると、より気持ちが伝わるでしょう。
クリスマスローズにおすすめの土 土の配合 土の作り方


クリスマスローズを元気に育てるためには、土選びが非常に重要です。
適切な土を選ぶことで、根腐れを防ぎ、生育に必要な養分をしっかりと吸収させることができます。
クリスマスローズが好む土の性質を知り、最適な土壌環境を整えてあげましょう。



初心者の方はクリスマスローズ専用の培養土を使おう!
初心者の方へのおすすめ:
まずは、手軽で失敗の少ないクリスマスローズ専用培養土から試してみるのがおすすめです。慣れてきたら、ご自身の庭の環境や管理方法に合わせて、赤玉土ベースの配合土に挑戦してみるのも良いでしょう。



人気はプランテーションイワモトさんの本格派用土!





どっしり支える重めの配合!


クリスマスローズ土の配合
専用の土はちょっと高いから自分で配合したい方は、
- 配合例:
- 基本: 赤玉土6〜7:腐葉土3〜4
- 水はけを重視する場合: 赤玉土5:鹿沼土(小粒)3:腐葉土2
- 保水性を少し高めたい場合: 赤玉土5:バーク堆肥3:腐葉土2
- メリット: 自分で配合することで、水はけや保水性を微調整できます。比較的安価に入手できます。
- デメリット: 配合のバランスが重要です。



家にあるのなら良いけれど、一から揃えるならクリスマスローズ専用の土を買った方が安くつくかもですね
9月から3月は肥料も忘れずに!
花付きを良くするために肥料も忘れないようにしましょう。
リン酸成分の多い肥料がおすすめです。


クリスマスローズはズボラさんにおすすめ
クリスマスローズはズボラさんにもおすすめなお花です。
ほとんど世話なしで大丈夫です。
以前大阪の太陽の塔へ行った時に、クリスマスローズが花壇にいっぱい咲いていました。
お庭一面にクリスマスローズが咲いているところもあります。
それぐらい丈夫でどんどん増えて、しかも可愛い花を咲かせてくれる優等生のお花です。
色も沢山あるので好みのクリスマスローズを咲かせましょう!







