「これ本当に咲くのかな…?」
冬の間、枝だけで不安になった【ラグランジア・ブライダルシャワー】が、翌春、見事な白い大輪の花を咲かせてくれました。


枯れてしまったと思ったーー
PWアンバサダーとしてベビー苗から育てたリアルレビューをお届けします。
今回は、鉢植えから地植えに変えた体験談や、同じく育てたクリスタルヴェールが枯れてしまった失敗談も含めて、初心者さんにもわかりやすく育て方や魅力をまとめました。


アンバサダー体験レビュー|育ててみたリアル


ベビー苗から育て始めたブライダルシャワー
2022年の秋、PWアンバサダーとしてラグランジア・ブライダルシャワーとクリスタルヴェールのベビー苗をいただきました。
どちらも「新感覚のアジサイ」として人気の品種で、育てる前からワクワク。



ベビー苗でも結構高いから嬉しかった!
はじめは鉢植えで管理
届いたときは小さな苗だったので、はじめは鉢植えで育てました。
冬の間は枝だけの状態で、「これ本当に大丈夫なのかな…?」と正直不安に。
💡 補足|ベビー苗は鉢植えから育てよう
PWベビープラント(ベビー苗)は、届いた直後にいきなり地植えするよりも、一回り大きい鉢に植え替えて育てるのがおすすめです。
小さなうちは根がまだしっかり張っていないため、地植えすると土中の乾燥や水分変動に耐えられず枯れるリスクがあります。
まず鉢で育てて根鉢が充実してから地植えすると、活着しやすく失敗も減らせますよ。
※この方法はPW公式や多くの園芸店でも推奨されています。購入時の商品説明もぜひチェックしてみてください。
2024年春に地植えへ
大きくなってきたため、2024年春にブライダルシャワーは地植えに変更。
クリスタルヴェールは大きめの鉢に植え替えて育て続けました。



ここで運命の別れ道・・・
夏の水切れで…明暗が分かれる
2024年夏、数日間留守にした間に水やりができず、鉢植えのクリスタルヴェールは残念ながら枯れてしまいました…。



夫に水やりをお願いしていたのですが、
花壇に水やりばかりで鉢植えは、、、
でも、地植えにしていたブライダルシャワーは無事に生き延び、翌2025年春、見事な白い大輪の花を咲かせてくれました!
お世話ほぼなしで咲いた感動


ほとんどお世話をしていなかったのに咲いてくれた姿には本当に感動。
「丈夫さ」「回復力」もあって、初心者でも育てやすい品種だと実感しました。
ラグランジア・ブライダルシャワーとは?
ラグランジア・ブライダルシャワーは、PW(Proven Winners)が展開する「ラグランジア」シリーズの人気品種。
一見アジサイのようですが、従来のアジサイよりも 花つき・耐暑性・回復力が優れている 新感覚の花木です。
特徴①|滝のように咲きこぼれる純白の花
名前のとおり、純白の花がまるでブライダルベールのように優雅で、咲き姿がとても華やか。
小花が連なって咲く姿は、普通のアジサイとはまた違った上品さと軽やかさがあります。
特徴②|半日陰でも育つ丈夫さ
日向はもちろん、半日陰でもしっかり花を咲かせてくれるため、庭のいろんな場所に植えやすいのも魅力。
夏の暑さや乾燥にも比較的強く、初心者さんでも育てやすい花木です。
特徴③|剪定でコンパクトに仕立てやすい
ラグランジアは剪定にも強く、樹形をコンパクトに保ちながら花を楽しめるのもポイント。
地植えにして大株に育てるもよし、鉢植えで可愛く楽しむもよし…と、シーンに合わせた育て方ができます。
クリスタルヴェールとの比較|鉢植えと地植えの違い
ブライダルシャワーと同じくPWの人気品種、ラグランジア・クリスタルヴェールも一緒に育てていました。
どちらもベビー苗から育てはじめ、はじめは鉢植え管理。
2024年春、ブライダルシャワーを地植えに変更し、クリスタルヴェールはそのまま鉢を大きくして育て続けました。
❌ クリスタルヴェールは猛暑で枯れてしまった
2024年の夏、数日間留守にしたときに水やりができず、鉢植えのクリスタルヴェールは枯れてしまいました…。



キラキラ綺麗で楽しみにしてたのに残念
✅ ブライダルシャワーは地植えで元気に
一方、同じく水やりできなかった地植えのブライダルシャワーは無事。
その後もぐんぐん育ち、2025年春には見事な白い大輪の花を咲かせてくれました。
🌱 鉢植えと地植え、どちらがいい?
クリスタルヴェールのように鉢管理は、水切れに注意しないと枯れるリスクが高いと感じました。
一方、ブライダルシャワーは地植えにしていたことで、真夏の水切れにも耐えてくれたようです。
👩🌾 私の結論
もし地植えできる環境があるなら、ラグランジアシリーズは地植えの方が安心。
もちろん鉢植えでも育てられますが、夏場の水切れ管理は特に気をつける必要があります。
育て方のコツとおすすめポイント
🌞 ① 日当たり
ブライダルシャワーは日向〜半日陰で育つ丈夫な花木です。
我が家ではサワーポメロの木陰になる場所に植えましたが、それでもしっかり花を咲かせてくれました。
💧 ② 水やり
鉢植えの場合は夏場の水切れに要注意。
特に真夏に数日家を空けるときは、水やり対策をしておかないと枯れてしまうことも…。
地植えにしておくと、水やりの手間が減り、乾燥にも強くなります。
🌿 ③ 肥料
元肥として緩効性肥料を植え付け時に入れ、その後は春先に追肥すれば十分育ちます。
肥料が多すぎると枝葉ばかり伸びるので注意です。
✂ ④ 剪定
咲き終わった花を切り戻すことで、樹形を整えつつ花芽を作りやすくなります。
冬の間は枝だけになりますが、切りすぎないよう注意し、春の芽吹きを待ちましょう。



剪定なしでも大丈夫なようなので、私は剪定してません
✅ おすすめポイントまとめ
- 丈夫で育てやすい
- 白い大輪の花が華やか
- 初心者でも地植えなら管理ラクラク
まとめ|初心者でも育てやすい大輪アジサイ


ラグランジア・ブライダルシャワーは、PWアンバサダーとして育ててみて、
「とにかく丈夫で育てやすい」という印象が残りました。
ベビー苗からスタートしても、
- 地植えにすれば水やりの心配も減り
- 春には大輪の白い花が咲き誇る
そんな頼もしい花木です。
もし、
- 庭に白くて華やかな花を咲かせたい
- お世話が簡単な花木を探している
そんな方にはぜひおすすめしたい一品です。
💐 あわせて読みたい
同じくPWアンバサダーで育てた、ラグランジア・レッツダンスの育成レビューも公開予定です。
紫から青へ色が変わる、魅力的なアジサイの成長記録をお楽しみに!
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